HTML5対応のWebテンプレート集「HTML5 Boilerplate 4」リリース
8月28日、HTML5対応のWebサイト/Webアプリケーションテンプレート集「HTML5 Boilerplate 4」がリリースされた。アイコンやHTML5開発でよく使われるJavaScriptライブラリ、Google Analyticsコードなどがあらかじめ含まれたテンプレート集で、迅速な開発に役立つという。
HTML5 Boilerplateは広く使われているHTMLやCSS、JavaScriptコードを集めたテンプレート集。開発者はこれを利用することで、堅牢かつレスポンスの高いWebアプリケーションやWebサイトを迅速に構築できる。モバイルにも対応したHTMLテンプレート、最適化されたGoogle Analytics用スニペット、アイコンなどで構成され、充実したドキュメントも揃える。jQueryとModernizrライブラリ、CSSリセットなどを行う「Normalize.css」といった各種ライブラリも含む。GoogleやNikeなど多数の導入事例を持つという。
HTML5 Boilerplate 4では、Apacheにおけるコンテンツ圧縮を改善するよう.htaccessファイルの設定が変更されたほか、Retinaディスプレイを搭載したMacBook Proといった高DPIデバイス向けのサンプルメディアクエリが加わっている。付属するCSSファイルやJavaScriptファイルも整理されている。仕様ライブラリのアップデートも行われており、jQueryは1.8に、Modernizrは2.6.1にアップグレードされている。ハイライトカラーの変更や、ライセンスの明確化も行われている。
HTML5 Boilerplate 4はプロジェクトのWebサイトより入手できる。
HTML5 Boilerplate
http://html5boilerplate.com/
HTML5 Boilerplateのリポジトリ
https://github.com/h5bp/html5-boilerplate