Node.js向けのWebベースIDE「Nide 0.2」がリリース
Node.jsの統合開発環境(IDE)「Nide 0.2」が公開された。Webブラウザでアクセスして利用するWebベースIDEで、ローカルにインストールして利用するほか、リモートサーバーにインストールしても利用できる。また、本バージョンからはスタンドアロンで動作する「Mac Application」版もリリースされている。
NideはNode.jsを使って作成された、Node.js向けのWebベースIDE。プロジェクトツリー表示、複数の言語向けのシンタックスハイライトとコード編集、リアルタイムでのプロジェクトツリーフィルタリング、HTMLプレビュー、NPM統合などの機能を持ち、ローカル、あるいはリモートサーバーにインストールして利用できる。ライセンスはMIT License。
Nide 0.2ではコマンドライン版に加え、Mac OS X上でスタンドアロンで利用できる「Mac application」版も用意された。一般的なMac OS X向けアプリケーションのようにインストールして利用できる。ただし、開発チームによるとMacアプリはまだ早期段階で不安定であるとのこと。Windows対応に向けても作業中という。
このほかの強化点としては、ディレクトリ一覧表示を手動で更新できるようになった点や、接続を受け付けるホストのIPアドレスをオプションで指定可能になった点、HTTP認証向けにユーザー名とパスワードを指定できるようになった点などが挙げられている。また、複数ファイルの編集時、カーソル位置などのエディタの状態が保存されるようにもなっている。
なお、コマンドラインツールとして利用するには、Node.jsとNPM(Node.jsのバージョン0.6.3よりNode.jsにデフォルトで含まれている)が必要となる。
Nideのプロジェクトページ
https://github.com/coreh/nide