Ajaxモジュールが完全にリライトされた「jQuery 1.5」リリース

 jQuery Teamは1月31日、最新のJavaScriptフレームワーク「jQuery 1.5」を公開した。Ajaxモジュールが完全に書き直されたほか、性能も強化されている。

 1月14日にバージョン1.4が公開されており、半月でのリリースとなった。最新版の最大の特徴は、Ajaxモジュールの書き直し。これにより、古いAjaxシステムにおけるAPIの一貫性の問題を緩和するという。たとえば、jQuery.getやjQuery.postなどのjQuery.ajaxコールがjqXHRオブジェクトを返すようになり、XMLHttpRequestとの一貫性を実現するという。

 このほか、新たにDeferred Objects(遅延オブジェクト)に対応した。性能も強化され、children()、prev()、next()などのDOMトラバーサルメソッドが改善している。ビルドシステムも一部変更し、NodeJSに標準化した。

 jQuery 1.5は、gzipで圧縮された「jQuery Minified」と、通常の「jQuery Regular」の2種類をプロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。

jQuery Team
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