最新のウィジェットが加わった「jQuery UI 1.8」が公開

 jQuery UI開発チームは3月23日、オープンソースのJavaScriptユーザーインターフェイスフレームワーク最新版「jQuery UI 1.8」を公開した。同団体のWebサイトよりコードやテーマをダウンロードできる。

 jQuery UIはjQueryのJavaScriptライブラリをベースとしたインタラクション、ウィジェット、アニメーションエフェクトなどのUIコンポーネントライブラリ。開発者は容易にインタラクティブ性の高いWebアプリケーションを作成できる。

 最新版は「jQuery 1.4.2」をサポートし、「Autocomplete」と「Button」の2種類のウィジェットが加わった。Autocompeteはユーザーのテキスト入力をポップアップで支援するもので、Buttonはあらゆるエレメントからテーマ化可能なボタンを作成できるという。

 ユーティリティでは、positionとzIndexが加わった。Widget Factoryを一新、独立したファイルとすることでUI Coreをスリム化し、ウィジェットの新規作成や拡張を容易にした。全体として、軽量化とモジュラー化を改善したという。

 プロジェクトのWebサイトでは「jQuery UI Download Builder」や「ThemeRoller」、「Google AJAX Libraries API」(Google Code経由)のほか、アップグレードガイドも公開している。

jQuery UI
http://jqueryui.com/

「jQuery UI 1.8」ダウンロード
http://jqueryui.com/download