Firebug 1.6が公開、安定性を強化

 Firebug Working Groupは11月29日、Firefoxアドオンとして提供しているWeb開発ツールの最新版「Firebug 1.6」を公開した。Firefox 3.6に対応、プロジェクトのWebサイトやMozillaのFirefoxアドオンサイトより入手できる。

 最新版では、新しいツールバーアイコンを利用して、コンソールだけではなく全てのパネルからコマンドラインが利用できるようになった。コンソールメッセージのフィルタイングも導入、エラー、警告、情報、デバッグなどメッセージを分類できる。

 このほか、HTMLインスペクションが容易になり、CSSオートコンプリートを改善、XPathコンソールロギングのサポートなども加わった。全体として安定性を強化したという。

 開発チームは同時に、Firefox 4については次期版であるFirebug 1.7で対応する計画も明らかにしている。バージョン1.7は11月に6回目のアルファ版が公開されており、2011年に公開の予定という。

Firebugプロジェクト
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