「Firefox 3.6」をサポートした「Firebug 1.5」が登場

 Firebug Working Groupは1月15日、Firefox向け統合Web開発ツールの最新版「Firebug 1.5」を公開した。6ヶ月以上の開発期間を経たもので、次期版「Firefox 3.6」にも対応した。Mozillaのアドオンを集めた「Add-on for Firefox」より入手できる。

 最大の特徴となるのはインスペクタの改善。「Quick Info Box」と「Map Inspector」が加わったほか、信頼性を強化した。Netパネルでは「Network Activity Observer」を利用してタイミングの精度を改善し、「XML Response Explorer」やFirefoxキャッシュを無効化する機能も加わった。

 HTMLパネルでは、SVGとMathMLのインスペクションと編集、HTML/XHTML/SVG/MathML名前空間サポートなどが加わり、CSS、JavaScript、DOMなどで多数の強化が追加されている。対応言語も32言語となった。

Firebug
http://www.getfirebug.com/

「Firebug 1.5」ダウンロード
https://addons.mozilla.org/en-US/firefox/addon/1843