日本語対応強化、「Parted Magic 5.2」が公開
Parted Magic開発者らは8月3日、ハードディスクのパーティション操作やメンテナンスに特化したライブCD「Parted Magic 5.2」を公開した。日本語をはじめアジア言語対応が強化されている。
Parted Magicは、ハードディスクのパーティション作成、移動、削除、リサイズなどの機能を持つツール「GNOME Partition Editor(GParted)」を搭載したLinuxディストリビューション。ext2/3/4、fat16/32、ntfs、reiserfs、reiser4、xfsなどのファイルシステムに対応する。256MBのRAMが必要だが、ライブモードでは128MBで起動できる。ディスクのベンチマーク、クローン作成、メモリテストなどの機能も備える。
最新版ではGPartedをバージョン0.6.2に更新、MiB(メビバイト)単位に揃えるオプションが再度有効となり、論理パーティションの移動とEBRの上書き問題に対応した。
また、SCIMとGCINを追加し、アジア言語対応を強化した。ブートメニューで日本語または中国語を選択するとSCIMが自動的に起動するという。
ライセンスはGPL v2。ライブCDのISOイメージのほか、USBメモリからブートできるライブUSBイメージやPXEブート用イメージも提供されており、SourceForge.JPのダウンロードページなどから入手できる。
Parted Magic
http://partedmagic.com/