米Amazon、「Amazon EC2」などAWSサービス向けのJava SDKを発表

 米Amazon傘下のAmazon Web Services(AWS)は3月22日(米国時間)、自社が提供するインフラサービス向けのソフトウェア開発キット「AWS SDK for Java」を発表した。Java開発者は同SDKを利用してAWS向けにアプリケーションを構築できる。

 AWS SDK for JavaはAWSインフラサービス向けのSDKで、AWSがクラウドで提供するサービスに接続し管理できる。AWSサービスは、「Simple Storage Service(S3)」や「Elastic Compute Cloud(EC2)」、「Amazon SimpleDB」、「Auto Scaling」、「CloudWatch」、「Elastic Load Balancing」、「Simple Queue Service」など10種類に対応する。

 AWS SDK for JavaにはAWSサービス向けのJava APIを集めたAWS Javaライブラリ、コードサンプル、ドキュメンテーションなどが含まれる。AWS上でアプリケーションを構築する際に必要となる、認証やエラー処理などの面倒な作業を簡素化できるという。Eclipse向けプラグイン「AWS Toolkit for Eclipse」と併用して、新規プロジェクトや既存プロジェクトに利用できるという。

 AWS SDK for JavaはApache License 2.0の下で公開、AWSのWebサイトよりダウンロードできる。

Amazon Web Services(米Amazon傘下)
http://aws.amazon.com/

「AWS SDK for Java」ダウンロード
http://aws.amazon.com/sdkforjava/