クラスキャット、Amazon EC2互換のオープンソースクラウド技術を使ったアプライアンス製品

 クラスキャット(本社:東京都港区)は2009年11月24日、Amazon EC2互換のオープンソースクラウド技術を採用したアプライアンス製品「ClassCat Cloud」を発表した。ホスティング事業者向けで、クラウドサービスをSaaSとして手軽に提供できるという。2010年1月から販売。価格はオープン。

 仮想化技術としてXenとKVMを、Amazon EC2 互換のインターフェイスを特徴とするオープンソースクラウド実装「Eucalyptus」を利用。同社のサーバ管理ツール「ClassCat Cute Server Manager」を搭載して、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)系のLinuxインスタンス・クラウドサービスを起動できる。

 各社のブレードサーバを選択可能で、OSはRed Hat Enterprise Linux 5.4 Server x86_64とCentOS 5.4 Server x86_64に対応する。論理的にはサービスの数に制限はなく、必要に応じてハードを増設してクラウドサービスのキャパシティを増やすことができる。

 基盤ソフトはオープンソースソフトを中心に構成し、サーバ管理ツールのライセンスも月額利用ライセンスを採用することで、初期導入コストを抑えられるという。直接販売のほか、パートナー経由でも販売する。

クラスキャット
http://www.classcat.com/