The Linux Foundation、モバイル向けLinuxベースOS「MeeGo」のセミナーを4月21日開催
The Linux Foundation(LF)は、モバイル機器に最適化したLinuxベースOS「MeeGo(ミーゴ)」の普及を目指すセミナー「MeeGo Seminar Spring 2010」を2010年4月21日開催する。MeeGoは、インテルの「Moblin」とノキアの「Maemo」を統合したモバイル向けプラットフォームで、LFが「MeeGoプロジェクト」として運営する。
セミナーでは、インテルとノキアの両社から講師を迎え、国内のデバイスメーカーやアプリ開発会社、開発コミュニティ向けのプログラムを提供。「MeeGoとは何か」「MeeGoでどのようなビジネスの可能性があるか」を理解してもらう狙い。
LFエグゼクティブディレクターのJim Zemlin氏(日英同時通訳付き)の基調講演のほか、「Qt の技術概要(仮)」(ノキア・ジャパン鈴木佑氏)、「UIフレームワークでMeeGo上に実現したリッチユーザインターフェース」(エイチアイ鈴木啓高氏)、「インテルのAtomプロセッサー連携ソフトウェアサービス戦略」(インテル池井満氏)などのセッションを予定している。
会場は東京コンファレンスセンター品川(東京都港区)。事前登録制で、Webサイトから既に申し込みを受付中。定員は100人で、先着順で定員に達した段階で締め切る。参加費は無料。終了後には懇親会も予定している。
MeeGoの開発の成果は、Linuxカーネルのメインラインにも取り込まれていく予定。また、MeeGoでは、アプリケーション開発時のライブラリとして「Qt」を採用し、ノキアのアプリケーションストア「OVi」で展開されているアプリも利用できるという。
「MeeGo Seminar Spring 2010」
http://events.linuxfoundation.jp/events/meego-seminar-spring-2010
セミナー登録ページ
http://www.linuxfoundation.jp/moblin-register
The Linux Foundation
http://www.linuxfoundation.jp/