米Google、拡張とブックマーク同期を搭載した「Chrome 4」安定版をリリース
米Googleは1月25日、オープンソースのWebブラウザ「Google Chrome for Windows」の最新安定版を発表した。Windows 7/Vista/XPに対応、同社Webサイトよりダウンロードできる。
Chrome 4はWindows向け安定版チャネルの最新版となり、バージョン番号は4.0.249.78。拡張機能とブックマーク同期機能が加わり、性能が強化された。
拡張はこれまでベータチャネルで配信するベータ版にのみ搭載されていたが、正式版でも利用可能となった。Googleは2009年11月末に拡張ギャラリーで拡張機能の登録を開始しているが、すでに1500以上の拡張機能があるという。ユーザーは同ギャラリーより拡張をインストールでき、拡張機能の管理は「ツール」メニューにある「Extensions」で行える。
ブックマーク同期は複数のPCでブックマークを同期できる機能。これもベータ版にはすでに搭載されていた機能の1つ。JavaScriptの性能は、MozillaのJavaScriptベンチマーク「Dromaeo」の「DOM Core」テストで「Chrome 3」より42%改善、「Chrome 1」と比較すると400%高速化したという。
このほか、LocalStorage、Database API、WebSocketsなどHTML5で対応される予定のAPIもサポートする。
拡張機能は現在、Linux向けではベータチャネルで利用できる。Googleによると、Mac向けではまもなくベータチャネルに登場する予定という。
米Google
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