米Google、「Google Wave」プレビュー版を9月30日に一般公開
米Googleは7月20日(米国時間)、2009年5月に発表したコミュニケーションプラットフォーム「Google Wave」プレビュー版を9月30日に一般公開する計画を発表した。当初、ユーザーを10万人に限定しての公開になるという。
Google WaveはHTML 5とGoogle Web ToolkitをベースとしたWebアプリケーション。リッチテキストエディタの利用やドラッグ&ドロップによる操作などが可能で、プレイバック機能を利用してコミュニケーション(Wave)の進化をたどることができる。
Googleによると、今年5月にWaveを発表後、現在約6000人の開発者がサンドボックスアカウントを取得して評価中で、今後1カ月でさらに2万人の開発者にアカウントを発行するという。
これまで、サンドボックスの安定性や性能の改善、APIの強化、Robots Java APIのソースコード公開などが進められた。一般公開に向け、今後はWaveの速度、安定性、ユーザビリティを改善していくという。
一般向け公開は、サンドボックスではなく、Google WaveのWebサイトで行われる予定。
米Google
http://www.google.com/
Google Wave
http://wave.google.com/