米Google、「Google Chrome」にブックマーク同期機能
米Googleは8月17日、オープンソースのWebブラウザ「Google Chrome」の新機能としてブックマーク同期を発表した。同機能を搭載したビルドは、devチャネルの開発版として公開されている。
ブックマーク同期機能は、「Google Talk」と同じXMPPプロトコル、サーバーとクライアント間の通信となるデータエンコード「Protbuf(Protocol Buffers)」などを利用、複数の端末からChromeを利用する場合にブックマーク内容を自動保存できる。
同機能を有効にするには、–enable-syncコマンドラインフラグを付けてChromeを起動、ブラウザのツールメニューから同期機能を選択する。同期はGoogle Accountを利用し、ブックマークの追加や削除など変更を加えた場合、変更内容はクラウドに送られ、同期を有効にしているほかのコンピュータに情報が送られるという仕組み。
Googleは、Chromeの配信チャネルとして安定版「Stable」、新機能が使える「Beta」、最新機能が使えるが安定性に欠ける「Dev」の3種類を用意しており、ブックマーク機能は現在、Devチャネルでの提供となる。
米Google
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