Mozillaが「Firefox 3.5」RC1をリリース、正式版は今月中公開へ
Mozillaは6月17日(米国時間)、オープンソースのWebブラウザ次期版「Firefox 3.5」の早期リリース候補(RC1)版をベータ版テスターに向けて公開したことを発表した。3.5正式版のリリースは、今月中としている。
Firefox 3.5は、当初「Firefox 3.1」(開発コード名「Shiretoko」)として開発が進められてきた次期版。だが、最新のJavaScriptエンジン「TraceMonkey」、プライベートモード「Private Browsing」、HTML5のビデオとオーディオの両エレメントサポートなど、新機能や機能強化が盛り込まれて開発スコープが拡大したために、ベータ4よりバージョン名を3.5に変更している。
今回リリースしたRC1版はバグ修正と性能改善などを特徴とし、日常ベースで利用できる安定性を持つが、まだ正式版に必要な品質テストは終了していないという。ベータ/プレビュー版テスターのみを対象としたリリースで、該当ユーザーは24時間以内に自動配布される。動作環境は、Windows、Mac OS、Linux。
Mozillaでは、来週までに次のRC版をリリースし、今月中に正式版を公開するとしている。
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