Wiki、Webコンテンツ管理、デジタル資産管理などに適したWebフレームワーク「Apache Sling 5」登場
Apache Software Foundation(ASF)のApache Sling Communityは5月14日、Webフレームワークの最新版「Apache Sling 5」を発表した。RESTベース、コンテンツ主導を特徴とし、Wiki、Webコンテンツ管理、デジタル資産管理などに適しているという。
Apache Slingは、2007年よりASFのインキュベータプロジェクトとして開発されているJava Content Repository(JSR-170)向けWebフレームワーク。RESTスタイルのインターフェイスを利用してコンテンツの管理・アップデートを行えるという。
JCR実装の「Apache Jackrabbit」、OSGiフレームワーク「Apache Felix」を組み込み、動的なランタイム環境を提供するコンソールを持つ。スクリプトかJavaサーブレットを利用して、RESTfulにHTTP要求を処理できる。スクリプトレイヤでは「Apache BSF」を利用し、あらゆるスクリプト言語を利用できるという。
スタンダロンのアプリケーションのほか、WebコンテナにドロップしてWebアプリケーションとしても利用できる。Mavenのアーティファクトとしても提供される。
Apache Software Foundation
http://www.apache.org/
Apache Slingプロジェクトページ
http://incubator.apache.org/