Asterisk用Linuxの最新版、「AsteriskNOW 1.5」リリース
米Digiumは4月1日(米国時間)、オープンソースのIP-PBXソフトウェア「Asterisk」を含むLinuxディストリビューション「AsterikNOW 1.5.0」をリリースした。コアのLinuxディストリビューションに「CentOS 5.3」を採用するなど、数々の変更が加わっている。
AsteriskNOWは、Asteriskを容易かつ高速にインストール、設定、管理するためのソフトウェアアプライアンス。
最新版では、コアのLinuxディストリビューションとして、これまでの「rPath」に代わってCentOSを採用した。これにより、パッケージ管理ツールのyumを利用したアップデートが可能となる。Digiumではカスタマイズのソフトウェアレポジトリを作成、容易に最新機能を入手できるという。
デフォルトのGUIフロントエンドも「AsteriskGUI」から「FreePBX」に変更となった。ハードウェアドライバインタフェースも「ZapTel」から「DAHDI(Digium Asterisk Hardware Device Interface)」となり、性能を改善した(AsteriskGUIは引き続き、オプションで選択可能)。このほか、Asteriskとhttpd/FreePBX間のパーミッション問題も解決した。
最新版は、AsteriskNOWのプロジェクトページよりダウンロードできる。
米Digium
http://www.digium.com
「AsteriskNOW」プロジェクトページ
http://www.asterisknow.org