米HP、VMwareの仮想化技術を統合した管理製品
米Hewlett-Packard(HP)は6月18日(米国時間)、米VMwareの仮想化プラットフォームを統合した管理ソフトウェア3種類を発表した。仮想化環境と物理環境をシームレスに管理・自動化できるという。
HPが発表したソフトウェアは、「HP Business Service Management」「HP Discovery and Dependency Mapping and HP Universal CMDB」「HP Business Service Automation」の3種。VMwareとの既存の提携を拡大し、自社管理製品にVMwareの仮想化プラットフォーム技術を統合した。
Business Service Managementは、物理環境と仮想化環境の両方をモニタリングするソフトウェア。「HP Business Availability Center」「HP Operations Center」「HP Network Management Center」などの製品を含む。
Discovery and Dependency Mappingは、仮想化環境を検出し、変更追跡、レポーティングを行う。Business Service Automationは、「HP Server Automation Center」「HP Client Automation」「HP Operations Orchestration」などの製品を含むもので、物理環境と仮想環境の両方での変更を管理するもの。
2社はまた、VMwareの仮想化スイート「VMware Infrastructure 3」と「HP Insight Control Environment」用の拡張自動化機能を組み合わせたソフトウェアバンドルも共同開発する予定という。
米Hewlett-Packard
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