JaikuがGoogle App Engineへ移植、オープンソース「JaikuEngine」としてスタート

 マイクロブログプラットフォーム「Jaiku」(米Google傘下)の開発者は3月13日、「JaikuEngine」としてGoogleのアプリケーションホスティング「Google App Enginge」に移植を完了したことを発表した。今後、オープンソースプロジェクトとして開発を進めていく。

 Jaikuは、Googleが2007年10月に買収したマイクロブログプラットフォーム。Googleは今年1月、「Google Notebook」など一部サービスの終了を発表した際に、Jaikuの開発を打ち切り、「Google Code」でオープンソースプロジェクトとして公開することを発表していた。

 JaikuEngineは、これまでのJaikuと違ってフィードフェッチ、SMS(テキストメッセージ)国際通信などの機能がない簡素版となる。Pythonベースで、開発フレームワークは「Django」を利用した。

 ライセンスはApache License 2.0を採用、コードはGoogle Codeで入手できる。

Jaiku
http://www.jaiku.com

米Google
http://www.google.com

JaikuEngineプロジェクトページ
http://code.google.com/p/jaikuengine/