Twitter風のサイトを独自に構築できるマイクロブログソフトウェア「StatusNet 0.9」登場
オープンソースのマイクロブログプラットフォーム「StatusNet」を開発するカナダStatusNetは3月4日、最新版「StatusNet 0.9」を発表した。人気のマイクロブログサービス「Twitter」風のサイトを独自に構築できる。
StatusNet(旧名称「laconi.ca」)はPHPベースのオープンソースのマイクロブログプラットフォームで、マイクロブログサービス「identi.ca」のベースとなっている。ホスティングとダウンロードの両方で提供しており、コミュニティや企業は自分たちのWebサイトにマイクロブログ機能を組み込むことができる。
StatusNet 0.9では、投稿の文字数制限が取り除かれた(デフォルトは引き続き140字)。また、Geolocation APIのサポートにより位置情報にも対応した。そのほか認証機能も強化され、LDAPプラグインが加わったほか、認証フレームワークによりさまざまなユーザーレベルを設定可能となった。Webベースの管理パネル、モデレーションシステムなども強化されている。
新たな機能としては、同日に立ち上がったばかりの分散型ステータスアップデートの標準プロジェクト「OStatus」のサポートが挙げられる。OStatusはActivity Streams、PubSubHubbub、Salmon、Webfingerなどのプロトコルをベースとし、プロトコルの一部を実装しているサービスには「Google Buzz」や「WordPress」などがある。
ライセンスはGNU Affero General Public Licenseを採用、最新版は同社Webサイトよりダウンロードできる。
カナダStatusNet
http://status.net/
「StatusNet 0.9」ダウンロード
http://status.net/download