KDE、「KDE 4.2」RC版と「KDE 4.1.4」をリリース

 KDE Communityは1月13日、オープンソースのデスクトップ環境の最新版「KDE 4.2」リリース候補(RC)版と「KDE 4.1.4」を発表した。バージョン4.2の正式版は、1月27日に発表する予定だ。

 KDE 4.2RC版(「KDE 4.1.96」、開発コード名「Cilense」)は、昨年12月のベータ2リリースに続くもの。4.1系と比べ、安定性、パフォーマンスを改善し、ウィジェット「Plasma」やウィンドウマネジャ「KWin」などを強化した。

 KDE 4.1.4(開発コード名「Cod」)は、4.1系最後のリリースとなるもので、電子メールとPIMスイート「Kontact」、ドキュメントビューア「Okular」、GNU Privacy Guard用フロントエンド「KGpg」などを中心に多数のバグを修正した。

 両バージョンとも、同コミュニティのWebサイトよりバイナリパッケージをダウンロードできる。KDEでは4.2正式版を1月27日にリリースし、「KDE 4.3」を今年夏にリリースする予定だ。

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