MySQLの共同創業者が米Sunを退社

 米Sun Microsystemsが買収したオープンソースデータベースベンダーMySQLの共同創業者、David Axmark氏がSunを退社した。MySQLのコミュニティリレーションズ担当副社長、Kaj Arno氏が10月7日付のブログで明らかにした。

 David Axmark氏は、Allan Larsson氏とMichael “Monty” Widenius氏とともにMySQLを設立した人物。フリー/オープンソースソフトウェアの熱心な支援者で、Arno氏によると、Axmark氏なしにはMySQLはGPLライセンス下で公開されなかったという。

 Arno氏がブログで引用しているAxmark氏の辞表によると、辞職の理由として、「私はルールに従うことが嫌だし、ルールを破ることも嫌だ」「Sunでの自分の役割を考えたとき、自分は小さな組織のほうがあっている」と記しているという。今後は、コンサルタントとしてSun/MySQLとかかわっていくようだ。

 今年8月には、MySQLの日本法人を率いていたLarry Stefonic氏がSunを退社している。

米Sun Microsystems
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