SunがMySQLを10億ドルで買収
MySQLブログサイトにおけるコミュニティ担当バイスプレジデントKaj Arno氏の昨夜（1月15日）の投稿によると、Sun MicrosystemsがMySQL ABの買収を予定しているという。MySQL ABは企業向けデータベース製品を販売しているが、それらの基になっているのがあちこちで見かけるオープンソース・データベースMySQLであり、オープンソースのソフトウェアスタック“LAMP”の“M”としても知られている。
ブログの中でArno氏は、このニュースに対するMySQLコミュニティの反応を「動揺、満足、疑念、喜び、そして不安といったさまざまな気持ちの入り混じったもの」と述べている。一方、SunのWebサイトのブログでも、同社CEOのJonathan Schwartz氏が「MySQLは圧倒的な知名度を誇るプラットフォームであり、最近の開発者はこれを利用してネットワークサービスを構築する」と記している。
Sun Microsystemsは、今朝（1月16日)の公式プレスリリースでこの思いがけない知らせを次のように肯定している。「オープンソースの象徴であり、世界中で最も進化の速いオープンソース・データベースの開発を進めているMySQL ABを、総額約10億ドルで買収することで最終的な合意に達しました」
