オープンソース技術でサポートへの関心が高いのは「rhel」～米SourceLabs

　オープンソースプロジェクトの技術サポートサービスを提供する米SourceLabsは10月2日（米国時間）、オープンソース開発者が最もサポートを必要としている技術キーワード・トップ10を発表した。1位は米Red Hatの「rhel」（Red Hat Enterprise Linux）。このほか、「xen」「ubuntu」などがランクインしている。

　SourceLabsは、オープンソースのJavaプロジェクトやLinux関連プロジェクトを支援するベンチャー企業。コミュニティサイトswik.netにて、「Eclipse」「jBoss」「maven」など、合計150以上のJava関連オープンソースプロジェクトやLinuxプロジェクトのセルフサービスサポートを提供している。2000万以上のオブジェクトを提供するレポジトリを持つという。

　同社によると、今年9月、セルフサポート経由のレポジトリに対する検索は、8月比400％増で増加したという。検索キーワードのトップ10は、1位が「rhel」（Red Hat Enterprise Linux）で5.78％。プロジェクトでは、「xen」（4.53％）、「ubuntu」（4.44％）、「linux」（3.12％）、「redhat」（3.08％）、「suse」（3.03％）、「samba」（2.95％）、「fedora」（2.89％）がトップ10にランクインした。

　SourceLabsの検索技術は、キーワードに関する問題、バグ、ソフトウェアアップデートなどの情報を発見するのに使われているという。

米SourceLabs
http://www.sourcelabs.com