富士通SSL、OSSミドルウェア製品の技術サポートサービス
富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL、本社:川崎市)は、オープンソースのミドルウェア製品を対象に導入企業への技術支援を行う「OSSミドルウェアサポート・サービス」を2008年8月1日から開始する。これまで個別対応していたノウハウを体系化して提供する。
Apache HTTP Server、Apache Tomcat、PostgreSQL、MySQLなど企業システムで利用されているミドルウェア製品が対象。使用方法、設定パラメータに関する解説、セキュリティ情報やアップデート情報の提供、障害原因の調査などを実施する。
サービスメニューは「Bronze」「Silver」「Gold」の3種類を用意。「Bronze」はHTTP Serverなどの使用方法サポートのみ提供。「Silver」は障害原因調査やセキュリティ情報提供も行い、またJBossやStruts、Spring Framework、PHP、Rubyなど開発系OSSまでを対象に含める。「Gold」は、顧客の要望に応じてきめ細かくサービス内容を設定できる。
「Bronze」はメール対応のみ10インシデントまでで価格は年間50万円から。「Silver」は電話およびメール対応で同時対応1製品のみ。価格は個別見積もり。「Gold」は個別対応で複数製品の同時対応可能。価格は個別見積もり。今後2年間で2億円の売り上げを見込んでいる。【鴨沢 浅葱/Infostand】
富士通SSL
http://www.ssl.fujitsu.com/