オープンソースSOAベンダー、マッシュアップ開発ツール最新版をリリース

 オープンソースSOA技術企業の米WSO2は7月21日(米国時間)、マッシュアップ/Web API開発サーバー「WSO2 Mashup Server 1.5」を発表した。さまざまなデータソースから情報を取得できるよう強化された。同社Webサイトより無料でダウンロードできる。

 WSO2 Mashup Serverは、同社のWebサービス開発環境「WSO2 Web Services Application Server」をベースとするマッシュアップ開発環境。JavaScriptを利用し、Webサービス、Webページ、AtomPub、RSSフィード、ローカルファイルなどから情報を取得し、データ結合を行う。

 最新版では、「WS02 Data Services」を統合、リレーショナルデータベース、Excelなどさまざまなデータソースをマッシュアップに利用するためのインターフェイスを提供する。

 Webサービスのセキュリティ標準「WS-Security」をベースとしたセキュリティ機能により、マッシュアップを安全に管理できる。認証、暗号化、電子署名などの20種類以上のシナリオを用意、自由に組み合わせて利用できるという。

 「Google Gadget」にも対応、専用のスタブとテンプレートを利用して、サーバー内または「iGoogle」など外部でコンテンツをホスティングできる。

 WSO2 Mashup Server 1.5は「Apache License 2.0」の下で公開されている。同社Webサイトよりダウンロードできる。

米WSO2
http://www.wso2.com