米Novell、パッケージ構築ツール「openSUSE Build Service 1.0」

 米Novellが出資するopenSUSE Projectは7月9日(米国時間)、Linuxディストリビューション/ソリューションを構築するプラットフォーム「openSUSE Build Service 1.0」をリリースした。openSUSEのほか、CentOS、Debian、Ubuntuに対応、複数のLinuxディストリビューションに対応したパッケージを構築できる。

 Linuxパッケージやソリューションを構築する際のコラボレーションシステム。サーバーとクライアントで構成され、さまざまなLinuxディストリビューション(openSUSE、SUSE Linux Enterprise、CentOS、Debian、Fedora、Mandriva、Red Hat、Ubuntu)向けにパッケージを構築・管理できる。コードレポジトリにアクセスでき、コードの貢献が容易になるほか、開発作業に透明性をもたらすとしている。

 正式版では、パッケージ検索の合理化、通知、品質管理などが改善点となる。パッケージ検索では、パッケージチームが所有する作業中のコピーを検索し、それに対してコードを貢献できる。提出・通知機能を導入、開発者は自分の変更を加えるようプロジェクトに要求できる。品質管理では、貢献前に品質を調べることで品質管理を強化できるという。このほか、パッケージのブランチ設定・管理も強化されている。

openSUSE
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米Novell
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