米Citrix、XenDesktopを統合可能なアクセス管理「Citrix Access Gateway」

 米Citrixは6月9日(米国時間)、アクセス管理アプライアンスの最新版「Citrix Access Gateway 8.1」を発表した。デスクトップ仮想化「Citrix XenDesktop」に対応し、デスクトップ仮想化のセキュリティ対策としても利用できる。

 Access Gatewayは、アプリケーション配信管理のためのセキュリティアプライアンス。独自技術であるSmartAccessを利用し、ユーザーID、位置、端末のセキュリティ状態に基づいたアクセス管理を実現する。

 最新版では、管理対象をデスクトップ仮想化にも拡大することで、アプリケーションとデスクトップの両方にセキュリティ対策を施せる。Access Gatewayを設置することで、デスクトップ仮想化を安全に拡張できるという。

 導入では、設定を簡素化してXenDesktop設定の共通事項を自動化した。これにより、仮想化デスクトップ環境の実装を高速化できるという。

 XenDesktopユーザーは無料で利用できる。アプライアンスは1台3500ドルで別途購入となる。

米Citrix
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