日本HP、既存x86サーバの仮想化環境移行サービスを開始
日本ヒューレット・パッカード（日本HP）は2008年2月4日、既存x86サーバ上に構築済みのOSとソフトウェアを仮想環境に移行する「VMware Converter P2V移行サービス」を開始した。参考価格は252万円から。
ヴイエムウェア（本社：東京都港区）の仮想環境移行ツール「VMware Converter」を使って、既存環境の仮想化移行の作業を代行する。サービスには、移行計画の策定、OSの吸い上げと移行、移行先の仮想化環境の構築、サーバの基本情報の設定、動作確認が含まれる。
移行先のハードウェアはHP製に限定。移行元はHP製でなくとも可能だが、OSの条件を満たすことが必要。移行対象OSはWindows NT Server 4.0 SP6以降、Windows 2000 Server、Windows Server 2003、Windows XP Professional。LinuxなどのUNIX系OSへの対応は未定。年間20案件の受注を目指す。
合わせて、仮想化技術導入の際の効果測定と推奨構成の提案を行うコンサルティングサービス「VMware Capacity Planner アセスメント・サービス」を価格改定した。最小規模価格が従来の半額の52万5000円からとなった。【鴨沢 浅葱／Infostand】
