OLPCのXOラップトップでLinuxとWindowsのデュアルブート?
この記事に対するirc.freenode.netのOLPC開発者向けチャンネルの反応は驚きから怒りまでさまざまで、ある開発者は「ひどい話だ。自分がこのプロジェクトをサポートする理由とはまったく相入れない」と話している。
これまでXOのソフトウェア開発コストの大半を負担してきたのはRed Hatだ。Red HatのMichael Tiemann氏はこの日の朝にLinux.comにこう語った。「この件については十分に聞いていないが、Microsoft社員と委託先のサードパーティの協力体制の下、40名を超える専任の技術者が移植を進めている、というBBCの記事は読んでいる」
Tiemann氏は次のように述べてもいる。「この活動からわかるのは、依然としてMicrosoftが過去のソフトウェアを新たなハードウェア上で動かすのに必要な多額の金を確保していることだ。XOラップトップは数々の点で革新的だが、とりわけ子供たちが参照、変更、共有できるソフトウェアを利用している点は見逃せない。だが、Microsoftによる移植の取り組みは、その成否にかかわらず、次の世代を担う子供たちを育み、束縛から解き放ち、能力を高めるというXOの目的に適うことはないだろう。Microsoftもまた真のオープンソース・アプローチを採用するというなら話は別だが……。私が関心を寄せているのは、Windowsの昔のバージョンの話ではなくFedoraの次のバージョンの進捗のほうだよ。それは単純に、過去はもうこの目で見てきたが、まだ見ぬ未来には大きな期待が持てるからだ」
OLPCのソフトウェアおよびコンテンツの責任者、Walter Bender氏は、XOと(Windows)XPに関する今回の報道について我々が問い合わせると、昨年のニュースの内容を繰り返すように、こう述べた。「Microsoftは(XO向けに)XPの移植を進めている。私はほんの一部しか見てないが、このXPはXOのディスプレイをうまく活用している。低解像度のディスプレイでウィンドウシステムを動作させた場合によくあるような、狭くて息苦しい感じは受けなかった」
またBender氏は、XOで動作するWindowsをMicrosoftがオープンソース化するという計画については知らないと言い、こう付け加えた。「ソフトウェアの面で我々が行っている議論の焦点は、Sugar/Linuxが動いているXOと(Windows)XPを使っている子供たちの間である程度の共有や連携を行うにはどうすればよいか、また安全性とセキュリティに対する両者の相異なるアプローチの折り合いをどのように付けるか、という点にある」