本日、OLPC XOラップトップが公式に入手可能に

 One Laptop Per Child(OLPC)プログラムを通じてXOコンピュータを入手したいと思っている人は誰でも、今日からそれが可能になる。Give One, Get One(G1G1)プログラムは米国とカナダの在住者を対象にしたもので、399ドルを払えば自分用に1台のXOラップトップを入手できるようになっている。

 今日から11月26日までの期間に注文すれば、緑と白のラップトップコンピュータを1台受け取ることができる。そして、もう1台が発展途上国の子供に寄贈される。米国在住の寄贈者なら、米国中のT-Mobileの無線ホットスポットへの1年間の無料アクセス権も得られる。

 寄贈者は2台以上を購入することもできるが、荷造り運賃や売上税は価格に含まれない。OLPCでは年末の休暇期に間に合うように出荷できそうだと期待しているが、保証はしていない。

 企業などの団体がGive Manyを通じてG1G1プログラムに参加することも奨励されている。Give Manyでは、寄贈するコンピュータの大部分について送り先を指定できる。

 配送は米国とカナダに限られるが、支払いは世界中のどこからでもPaypalで行える。OLPC Newsで編集者をしているWayan Votaは、UPSとの特約によって、配送地域外の人たちがG1G1プログラムに参加して、自分用のラップトップを受け取れる方法を考案した。

 企業家のNicholas Negroponteによって始められて以来、OLPCプログラムの評価は上がったり翻訳記事)、下がったり翻訳記事)してきた。最近になって、ウルグアイが自国の子供たちのためにラップトップを購入した最初の国になった。そして、XOラップトップの大量生産がすでに始まっている。

Linux.com 原文