非営利団体Apache Software Foundation(ASF)は2月11日(米国時間)、スパム対策ソフトウェア「Apache SpamAssassin 3.4.0」のリリースを発表した。IPv6のネイティブサポートなどの機能が加わっている。
低消費電力Atomマシンのメールセキュリティアプライアンス「tapirus」を検証
HDEのメールセキュリティアプライアンス「taiprus」は、既存のメールシステムに挟み込むような設置をするだけで、メールの送受信に関わる迷惑メール対策とウイルス対策を行ってくれるアプライアンス製品である。消費電力を抑えたIntel Atomを搭載したライナップが用意されているので、その性能を検証してみよう。
クリアコード、「milter」を活用するオープンソースの迷惑メール対策システム構築ツール
クリアコード(本社:東京都文京区)は2009年4月16日、さまざま迷惑メール・フィルター「milter」を組み合わせて効果的な迷惑メール対策システムを構築するツール「milter manager 1.0.0」をオープンソースソフトウェアとしてリリースした。SourceForge.netで公開している。
センドメール、総務省ガイドライン準拠の迷惑メール対策ソリューション
センドメール(本社:東京都港区)は、中小規模ISP向けの迷惑メール対策ソリューションを2009年3月2日発売する。迷惑メール対策に必要な設定ファイルやテンプレートをあらかじめ組み込んであり、総務省の通信業者向けガイドラインに準拠した対策をすぐに利用できる。パートナー企業経由で販売。価格はオープンで、実売価格は400万円台になる見込み。
HDE、ホスティングサーバ管理ツール最新版「HDE Controller 6 ISP Edition」
HDE(本社:東京都渋谷区)は、ホスティング事業者向けLinuxサーバ管理ソフトの最新バージョン「HDE Controller 6 ISP Edition」を2009年2月27日発売する。スパムメール対策機能において、メールサーバの安定性やセキュリティを高めて負荷を軽減させた。価格(1年間サポート付き)はパッケージ版が15万2250円、ダウンロード版は12万1800円。
Spamhausの対抗馬となるフリーのスパム対策サービスがBarracudaから登場
DNSBL(Domain Name System Block List、RBL(Realtime Blackhole List)ともいう)を利用したスパム対策の分野では、かなり前からSpamhausが代表格となっている。だがSpamhausは、今では100%フリーなサービスではない。小規模の非営利団体であっても、DNSBLデータフィード・サービスの使用料として、少なくとも年250ドルを支払う必要がある。しかしここへ来て、Spamhausの対抗馬となるフリーなサービスが新たに登場した。Barracuda Reputation Block List(BRBL、読みは「バーベル」)だ。提供元は、オープンソース関連企業としても名の知れたBarracuda Networksだ。同社CEO(最高経営責任者)であるDean Drako氏によると、今後も同サービスを有料化する予定はないという。「確かにBRBLの運営には多少のコストがかかる。だが、当社からの感謝の意を示したり、評判を集めたり、このサービスを提供している当社についての認識が広まったりといった面で、長い目で見て当社にプラスになると思う」と同氏は話す。