各種スケジューリング処理やシミュレーション、統計処理、デジタル制御や信号処理などの分野では、多次元行列演算や高速フーリエ変換(FFT)、線形計画法など、さまざまな数学的処理が必要とされる。これらの処理に対するアルゴリズムはほぼ完成されており、フリー/商用を問わず、すでに多数の計算ライブラリがリリースされている。その1つが、インテルが提供する「インテル マス・カーネル・ライブラリ」(Intel Math Karnel Library、以下MKL)だ。
マルチメディア処理から信号処理まで幅広く活用できる高速ライブラリ「IPP」
インテル C++ コンパイラーに付属するライブラリの1つに「インテル インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブ」(Integrated Performance Premitive、以下IPP)がある。IPPは動画や音声、画像などの処理に向けた関数を備えたライブラリなのだが、実際のところIPPがどのようなものなのか分からない方も多いだろう。そこで本記事では、IPPには何が含まれており、またどのような用途に使えるのか、紹介していこう。
64ビットサポートが加わった「MacFUSE 2.0」がリリース
米Googleは12月9日(米国時間)、Mac OS X向けの「FUSE(Filesystem in Userspace)」の最新版「MacFUSE 2.0」をリリースした。64ビットと次期版「Snow Leopard」のサポートなどが加わっており、Google Codeでダウンロードできる。
「OpenOffice.org 3.0」のダウンロード、2週間で約530万件に
オープンソースのオフィススイートを開発・提供するOpenOffice.orgは10月26日(米国時間)、最新版「OpenOffice.org」のダウンロード件数がリリースから2週間で500万件を超えたことを発表した。Linuxディストリビューションのレポジトリ経由などの統計はカウントされていないことから、正確な数値はさらに増える可能性がありそうだ。
CVS/Subversionを使ったバージョン管理(中編:CVSを使ったバージョン管理)
本特集ではバージョン管理システムの基本的な考え方や用語を解説するとともに、SubversionやCVSを使ったバージョン管理方法について説明していく。前編ではバージョン管理システムの基本事項について解説を行ったが、中編となる本記事では、 CVS(Concurrent Versions System)を使ったバージョン管理について解説する。
ratproxy――Webアプリケーションのセキュリティレベルを検証するGoogle提供ツール
Webアプリケーション開発者によるセキュリティレベルの検証作業をサポートすることを目的として、 ratproxy と呼ばれるオープンソース型ツールが先日Googleからリリースされた。これはWeb 2.0およびAJAXアプリケーションを対象に構築された非破壊型の検査ツールであり、セキュリティ上の問題点が可読性に優れた形式にてレポートされるようになっている。
米VMware、「Fusion 2.0」ベータ2をリリース
米VMwareは7月30日(米国時間)、Mac OS X用の仮想化ソフトウェア最新版「VMware Fusion 2.0」ベータ2をリリースした。マルチスナップショットなどの機能が加わり、ゲストOSとして「Mac OS X Server 10.5」(Leopard)を実験的にサポートした。バージョン1ユーザーは無料でアップグレードが可能。
インテリジェントワークス、Mac向けセキュリティソフト
Mac向けソフト開発などのインテリジェントワークス(神山邦彦代表取締役)は、MacOS向けセキュリティソフト「セキュリティードクター Ver.1.0」を8月20日に発売する。アップルが公表する「セキュリティ設定ガイド」に合わせてセキュリティ設定を自動で施せるツールで、ウイルス対策やOSのアップデートでは防げない不正アクセス・プログラムの侵入を防御する。Macのセキュリティ設定に特化したツールは他に類がないという。
ネットジャパン、Mac用Windows互換レイヤーソフト「CrossOver Mac」最新版
ネットジャパン(本社:東京都千代田区)は、米CodeWeaversが開発したインテルMac用Windows互換レイヤーソフトの最新版「CrossOver Mac 7 Pro」を2008年8月28日発売する。価格は1万1550円。ダウンロード版は8月5日から先行発売で、同8400円。
WebサーバとしてGNU/LinuxがOS Xより優れている3つの理由
すでに正式なUNIXシステムとして認定されたAppleのOS Xは、動的コンテンツを提供するインターネット公開用またはイントラネット専用のWebサーバにインストールされていることが少なくない。そうしたOS Xサーバとは2年間、また別の選択肢であるGNU/Linuxサーバとはもっと長く付き合ってきたが、少なくとも3つの理由からGNU/Linuxシステムのほうが優れているといえる。
トリプレットゲートとクウジット、Mac OS向け公衆無線LAN接続ソフトを提供
トリプレットゲート(池田武弘CEO)とクウジット(末吉隆彦社長)は7月2日、トリプレットゲートが運営する公衆無線LAN接続サービス「WirelessGate(ワイヤレスゲート)」の利用者向けに、Mac OSユーザー用公衆無線LAN接続ソフト「ワイヤレスゲートコネクション for Mac OS X」を無料提供すると発表した。
米カール、Mac OS対応版のRIAプラットフォームを正式公開
米カールは、Curlランタイム「Curl RTE」のMac OS版を正式公開した。
米AppleがMac OS Xの次期版「Snow Leopard」発表、2009年リリースへ
米Appleは6月9日(米国時間)、米サンフランシスコ州で開催中の開発者向けイベント「WWDC 08」にて、Mac OS Xの次期版「Snow Leopard」(開発コード名)を発表した。「Microsoft Exchange 2007」をネイティブでサポート、全体として性能強化に主眼を置いたOSになるという。
Caminoブラウザをカスタマイズする際の必見サイトPimpMyCamino
東陽テクニカ、Linux/UNIXアカウントをActive Directoryに統合できるID管理ソフト新版
東陽テクニカは、Linux/UNIXアカウントをActive Directoryに統合して一元管理できるID管理ソフトの最新バージョン「Likewise Enterprise Version4」を2008年6月2日発売する。統合できる対象OSを拡大した。価格は4万3000円から。
Ubuntuだけが生き残ったPwn to Ownコンテスト
今年も、自称クラッカーたちがCanSecWestカンファレンスで3台のノートPC(それぞれOS X、Ubuntu、Vistaが稼働)を標的として技を競い合った。先週、カナダのバンクーバーで3日間にわたって開かれたこのセキュリティ・カンファレンスは、Mac OS X LeopardとVistaの両マシンのセキュリティが破られるのを尻目に、Ubuntuマシンだけがクラッキングされずに残るという形で幕切れを迎えた。
ウイルス:Macを狙う新種 ソフトを売りつける
英Sophosは3月28日(現地時間)、Macに感染するウイルスで、金銭狙いの新種が見つかったと発表した。「パソコンにセキュリティ上の問題がある」などと表示して、対策ソフトを売りつける。Macで金銭目的のウイルスが見つかるのは珍しい。「MacSwp-B」と名付けられた。
シマンテック、Windowsを併用するMacユーザー向けのウイルス対策ソフト
シマンテック(木村裕之社長)は、「Boot Camp」を利用してMac OS X LeopardとWindows OSを併用しているMacユーザー向けのウイルス対策ソフト「ノートン・アンチウイルス For Mac Dual Protection」を3月28日に発売する。価格は1万2390円。
ストレージの暗号化をクロスプラットフォームGUIで実現するTrueCrypt 5.0
米Apple:「Time Capsule」を出荷 バックアップ装置
米Appleは2月28日(米国時間)、パソコンのデータをバックアップできる装置「Time Capsule」を出荷した。最新OS「Leopard」の新機能「Time Machine」と連携、トラブルに備えてデータの写しを保存しておける。日本でも販売する。