Mac OS XにMozillaの電子メール機能を統合するCorreo

 OS XのシステムサービスにMozillaのWebブラウジング機能を統合するCaminoと同様、 Correo はOS XとMozillaの電子メール機能の統合をねらっている。このオープンソースの電子メールリーダにはMozillaの技術が利用されているが、エンドユーザの使用感を向上させるためにコアのMac OSライブラリにバインドされている点がThunderbirdとは異なる。

アドビ、「Adobe Photoshop Elements 6」のMac版を08年春頃発売

 アドビ システムズ(ギャレット・イルグ社長)は1月10日、写真編集ソフト「Adobe Photoshop Elements 6」のMacintosh版を発売すると発表した。発売時期は08年3-5月くらいの予定。直販サイトの「アドビストア」では1月10日より予約受付を開始する。Mac対応版の発売は、06年4月の「Adobe Photoshop Elements 4.0」以来。

シマンテック、Leopard対応のMac用ウイルス対策ソフト

 シマンテック(木村裕之社長)は12月21日、Mac OS X 10.5 Leopardに対応するウイルス対策ソフト「ノートン・アンチウィルス 11.0 for Mac」を08年1月25日に発売すると発表した。なお、ダウンロード版は同日から直販サイトの「シマンテックストア」で先行販売を開始した。直販価格は、パッケージ版が1万290円、ダウンロード版が6195円。

OS Xユーザに自由を与え、開発者に報いたnotMac Challenge

 Appleの.Macサービス(一般にはdotMacと表記される)は、OS Xと連携した一連のオンラインユーティリティだ。Macユーザの間ではかなり普及しているが、利用料が1年に99ドルかかる。こうした毎年の出費に思うところのあったJ. Kent Pepper氏によって開催されたのが、dotMacの無償オープンソース版の開発を競う賞金付きコンテストnotMac Challengeだった。そして先頃、受賞者が決定した。

エクセルソフト、インテル・クラスター・ツールキットとコンパイラーの新版

 エクセルソフト(渡辺光敏代表取締役)は11月8日、HPCクラスターおよびマルチコア向けアプリケーションの開発・最適化を支援する米インテル社の「インテル クラスター・ツールキット 3.1」「インテル コンパイラー 10.1」を11月14日(一部は11月7日)に出荷開始すると発表した。

Apple、Leopard Serverの仮想化をサポート――ライセンス条件を変更し、仮想マシン上で複数サーバOSを稼働可能に

 米国Appleはこのほど、最新サーバOSであるMac OS X Server v10.5 Leopardのライセンス制約を緩和し、複数のサーバOSを仮想マシン(VM)上で稼働させることができるようにした。Mac対応の仮想化ソフトウェアを開発するベンダー各社は、Appleがビジネス市場に注力し始めた兆候と歓迎している。

VMware Fusionのレビュー

 手元にApple製コンピュータがあるLinuxユーザなら、Mac OS X用の仮想化ソリューションに興味があるかもしれない。今月初めにベータ版が正式にリリースされたVMwareのFusionは、Macのデスクトップ上でLinux(またはその他のx86/AMD64用OS)を動作させることができ、Mac上で複数のオペレーティングシステムに同時にアクセスする必要のあるマルチOSユーザにとってすばらしいソリューションを提供している。