オープンソースのコンパイラ基盤LLVM開発チームは9月6日、最新のメジャーリリースとなる「LLVM 15.0」の公開を発表した。
LLVMベースの異機種混在環境向けIR「HPVM 1.0」が公開
The Illinois LLVMコンパイラ研究グループは4月8日、LLVMコンパイラスタックをベースとするコンパイラ「HPVM v1.0」を公開したことを発表した。
「LLVM 7.0」リリース
LLVM Projectは9月19日、コンパイラ基盤の最新版「LLVM 7.0」を公開した。サブプロジェクトのClangやCompiler-RT、libc++、libunwind、LLDBなども新しくなった。
オープンソースの年次アワード「Bossies 2015」が発表、今年の新顔は?
米IDG傘下のオンラインメディアInfoWorldは9月16日、優れたオープンソースソフトウェア/プロジェクトを選ぶ「Best of Open Source Awards 2015」を発表した。アプリケーション開発ツール、ビックデータツールなど6部門から90種類近くのオープンソース技術が選ばれている。
「LLVM 3.7」リリース、eBPFサポートがマージされターゲットとして選択可能に
コンパイラ環境「LLVM(Low Level Virtual Machine)」を開発するLLVM Projectが9月1日、最新版となる「LLVM 3.7.0」をリリースした。バックエンドを強化したほか、ClangでのOpenMP 3.1サポートなどの特徴が加わっている。
米Microsoft、LLVMベースの.NET CoreCLR向けコンパイラ「LLILC」を発表
米Microsoftは4月13日、.NETの「CoreCLR」などと組み合わせて利用できるLLVMベースのコンパイラ「LLILC」をLLVMメーリングリストにて発表した。最初のツールとしてCoreCLR向けのJITコンパイラの開発を進める。
Goバインディングが加わった「LLVM 3.6」リリース
LLVM Projectは2月27日、コンパイラ環境LLVMの最新版「LLVM 3.6」およびLLVMベースのC/C++/Objective-Cコンパイラ「Clang 3.6」をリリースした。Goバインディングが加わったほか、Clangではデフォルトの言語仕様がC99からC11となり、C++17のサポートも開始されている。
Appleの64ビット版ARMコンパイラコードが統合された「LLVM 3.5」リリース
LLVM Projectは9月4日、コンパイラ環境の最新版「LLVM 3.5」をリリースした。最適化エンジンとバックエンドの性能を強化し、コンパイル時間を改善するという。プロジェクトのWebサイトより入手できる。
米Dropbox、LLVMベースのPython実装「Pyston」を開発
米Dropboxは4月3日、オープンソースのPython実装「Pyston」を発表した。LLVMのJITエンジンを利用するPython実装で、より高いパフォーマンスを目指すという。
「LLVM 3.4」リリース、C++14の全仕様をサポートへ
コンパイラ環境LLVM(Low Level Virtual Machine)を開発するLLVM Projectは6月18日、最新版となる「LLVM 3.4」をリリースした。C/C++フロントエンド「Clang」も新しくなり、自動フォーマットツールなどが加わっている。
最適化機能の強化が行われた「LLVM 3.3」リリース、ClangではC++11のフルサポートを実現
コンパイラ環境LLVM(Low Level Virtual Machine)を開発するLLVM Projectは6月18日、最新版となる「LLVM 3.3」およびC/C++フロントエンド「Clang」をリリースした。C++11のフルサポートや性能の改善などが特徴となる。
コンパイラ環境「LLVM 3.2」をリリース、最適化機能を強化
LLVM Projectは12月1日、コンパイラ環境の最新版「LLVM(Low Level Virtual Machine) 3.2」をリリースした。最適化機能の強化やプロセッササポートの改善などを中心に多数の機能が加わっている。C/C++フロントエンドの「Clang」などサブプロジェクトも最新版となった。
InfoWorldの年次オープンソース賞「Bossies 2012」が発表、Hadoopが引き続き台風の目
IT情報サイトのInfoWorldは9月18日、優秀なオープンソースソフトウェアを7つのカテゴリで選ぶ年次アワード「Best of Open Source Software(Bossies) 2012」受賞プロジェクトを発表した。モバイル、クラウド、ビックデータなどの傾向を反映し、計100のオープンソースプロジェクトが受賞した。
LLVM 3.1/Clang 3.1登場、C++11のコア機能をほぼサポート
LLVM開発チームは5月22日、コンパイラ環境「LLVM(Low Level Virtual Machine) 3.1」を公開した。同時にC/C++フロントエンドの「Clang 3.1」もリリースされている。本リリースではC++11のサポートが強化され、ほぼすべての機能に対応した。
FreeBSD 9.0-RELEASEリリース、 LLVMサポートや新インストーラの導入などが特徴
FreeBSD Release Engineering Teamは1月12日、最新版となる「FreeBSD 9.0-RELEASE」をリリースした。新しいインストーラの導入やファイルシステム関連のアップデート、LLVMおよびそのCフロントエンドプロセッサであるclangの導入、powerpcアーキテクチャでのPlayStation 3サポートなどが特徴となる。
LLVM Project、LLVM 3.0をリリース
LLVM Projectは12月1日、コンパイラ環境の最新版「LLVM(Low Level Virtual Machine) 3.0」を公開した。同時にCフロントエンドの「Clang 3.0」もリリースされている。4月にリリースされた2.9以来のメジャーリリースで、2.9をベースに改良を加えたものではあるが、多数の変更が加えられている。
LLVM Project、最後の2.xリリースとなる「LLVM 2.9」を公開
LLVM Projectは4月6日、コンパイラ環境「LLVM(Low Level Virtual Machine) 2.9」を公開した。2.x系では最後のリリースとなり、最適化や性能が改善されている。
C/C++/Objective-Cサポートが強化された「LLVM 2.8」がリリース
The LLVM Projectは10月5日、「LLVM Compiler Infrastructure(LLVM) 2.8」をリリースした。C/C++/Objective-CフロントエンドであるClangがC++標準規格に完全に準拠したほか、さまざまな最適化が加えられている。
LLVM Project、次世代デバッガ「LLDB」を開発へ
コンパイラインフラプロジェクトのThe LLVM Projectは6月8日、次世代デバッガ「The LLDB Debugger」サブプロジェクトを立ち上げたことを発表した。LLVMの技術を土台とし、高性能なデバッガ開発を目指す。
JITコンパイラにLLVMを使用するRuby互換実装「Rubinius 1.0」が登場
Ruby実装の「Rubinius」を開発するEvan Phoenix氏は5月14日、「Rubinius 1.0」を公開した。ソースコードのほか、Mac OS X 10.5と10.6向けのバイナリインストーラーも用意されている。