スタンフォード大の研究者、カメラ用オープンソースプラットフォームを開発

 スタンフォード大学の研究室が、デジタルカメラ用のオープンソースプラットフォーム「Frankencamera」を発表、同プラットフォームを搭載したカメラの試作品を披露した。オープンソースプラットフォームを搭載することで、デジカメのソフトを常に改善し、新機能を追加できるようになるという。

6自由度デバイスでのLinuxアプリケーション制御を可能にするlibsixdof

 6自由度(6DOF:Six Degrees Of Freedom)デバイスとは、3軸方向の移動に加えて、2つの軸に対する傾きおよび3番目の軸周りの回転に対応した入力装置を指す用語である。実際にこうした製品としては、SpaceNavigatorなどのジョイスティックを押し縮めたようなデバイスが販売されている。通常このようなデバイスの用途としてはコンピュータ支援設計/コンピュータ支援製造(CAD/CAM:Computer-Aided Design/Computer-Aided Manufacturing)ないしは3D系アプリケーションが想定されているのだが、適当なプログラミングライブラリさえ用意すればその他のLinuxアプリケーションでも利用可能になってしまうのだ。

Webに国際化キーボードを追加する

 すべてJavaScriptで書かれた仮想キーボード JavaScript VirtualKeyboard は、130種を超えるキーボード・レイアウトに対応し、さまざまな言語の文字を入力することができる。すぐに思いつく利用法は2つ。Webサイトに組み込んで国際化文字を入力できるようにすること、そしてインターネット・カフェで国際化テキストを入力するときにこのツールのオンライン・デモを利用することだ。

btnxでマウスの有効活用

 Logitech VX Nanoのようなしゃれたマウスに大枚をはたいたときは、当然、誰でも投資に見合うだけのものを得ようとする。つまり、プログラマブルボタンをちゃんと動くようにする。だが、多くのLinuxディストリビューションでは、ほとんどのマウスが一般的なポインティングデバイスとしてしか認識されず、箱から出した状態では、見栄えのいいせっかくのボタン群がどれも動かない。こんなマウスを、万能ツールという本来あるべき姿に変身させるのが、 btnx ユーティリティである。

Synergyを用いたキーボード(およびマウス)の共有化

机の上で2基(あるいは3基以上)のコンピュータを運用しているユーザであれば、マシンごとにキーボードとマウスを使い分けるのに辟易しているのではないだろうか。1つのソリューションはKVM(キーボード、ビデオ、マウスの切り換え器)を購入することだろうが、可能な限り出費を抑えたい、あるいはマウス操作一発で2基以上のコンピュータを切り換えたいという要望があるのであれば、Synergyというソフトウェアの採用を検討すべきだろう。

LinuxでWacomタブレットを使おう

マウスは驚くほど便利な入力機器だが、詰まるところ、左脳的発想によって作られた左脳的作業のための機器だ。ほとんどの場合は十分有用だが、アイコンを描いたり写真を修整したりするとなると、これほど使いにくいものはないと呪いたくなる。持つにも動かすにもクリックするにも不便この上ない。右脳的作業には感圧タブレットがよい。そこで、この記事ではLinuxで感圧タブレットを使う方法を紹介しよう。