HTTPSセキュリティを強化するPerspectivesエクステンション

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 暗号化セキュリティは、そのアルゴリズムを理解する人々にとってはありがたいものだが、理解しない人々にとっては無意味である場合がかなり多い。セキュリティの高いHTTPSプロトコルは、ウェブ閲覧向けに広く使用されているが、致命的な欠陥が1つ存在する。つまり、ユーザーが証明書エラーに関する警告を無視するという問題だ。PerspectivesというFirefoxエクステンションは、このセキュリティホールを封じることを目的とする。

産総研とヤフー、フィシング防止アクセス認証技術の評価用ソフトを公開

 独立行政法人 産業技術総合研究所(産総研)とヤフーは2008年4月22日、フィッシング詐欺を防ぐ新認証プトロコル「HTTP Mutualアクセス認証」の技術評価用ソフトウェアをオープンソースソフトウェアとして公開した。Webブラウザ「MutualTestFox」と、WebサーバApacheの追加モジュール「mod_auth_mutual」で構成される。

Dell、商標を不正利用する“サイバースクワッター”を提訴――1,100件の不正ドメイン名を登録・使用したとして賠償金100万ドルを請求

 米国Dellと子会社の米国Alienwareが、ドメイン名登録業者数社を相手取り、訴訟を起こしていることが明らかになった。Dellは、これら業者がDell所有のドメイン名と酷似したドメイン名を登録し、不正に利用する「サイバースクワッティング」行為を行い、商標を侵害したと訴えている。

不用心な人々を狙うLinux Corporationの詐欺

 あなたの写真を購入したいと申し出るLinux Corporation代表と名乗る人物には用心した方が良い――それは詐欺だ。Rohan Patwari氏とPraveen Toshniwal氏の体験から考えて、インドのモデルやカメラマンは特に気を付けた方が良い。彼らの体験談は、フリーソフトウェアコミュニティ以外の人々に対してLinuxがいかに有名になったかと同時に、いかに得体の知れないものなのかも間接的に示している。

Windowsパッチ情報メールを装う悪質な詐欺メールにご用心!――トロイの木馬を感染させる不正サイトにユーザーを誘導

 「Microsoftがリリースしたばかりのセキュリティ・アップデートをインストールするようユーザーを促す偽のメッセージが出回っている」――。複数のセキュリティ企業が6月27日に警告を発した。同メッセージは、悪質なコードをPCに埋め込むWebサイトにユーザーを誘導しているという。