Rubyアソシエーション、プログラミング言語「Ruby」の資格認定試験を開始

 Rubyアソシエーション(まつもとゆきひろ理事長)は9月19日、日本発のプログラミング言語「Ruby」の正しい知識を身につけたエンジニアの育成、Rubyによるシステム開発の普及を目的に、Rubyの資格試験制度を立ち上げ、10月から資格認定試験を開始すると発表した。また、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC、奥田陽一社長)が、Rubyアソシエーションからの委託を受け認定事業を担当する。

GNU/Linux認定の需要が再び急増

 GNU/Linuxなどフリーソフトウェア分野の認定とトレーニングに対する需要はここ数年間下降気味であった。しかし、過去の状態、現在のトレーニングコースと顧客サービス、そして今後の傾向を考えると、認定の需要がここに来てこれまでにはないほどの高まりを見せているというのが、この分野の専門家たちの一般的な見解だ。

ブレインダンプ系の試験対策サイトにはご用心

苛烈な競争下にあるITプロフェッショナルの人材市場において、オープンソース系ソフトウェアを熟知することは条件の良い職に就くための1つの要素であり、そうしたオープンソース関連のトレーニングと認証資格の有用性に疑問を挟む人間はまずいないだろう。ただし、どのような場所からトレーニングに必要な情報を入手するかについては、注意が必要だ。