LPI-Japan、Linux技術者認定試験レベル3日本語版を開始

　特定非営利活動法人（NPO）のLPI-Japanは、Linux技術者認定試験「LPIC（Linux Professional Institute Certification）レベル3日本語版」を2007年1月29日から開始する。LPIが実施する認定プログラムの最上位資格となる。22日、予約受付を開始した。

　LPICレベル3認定プログラムは、基本認定の「LPICレベル3 Core」と、専門試験「LPICレベル3 Specialty」の2科目の合格が必要で、より高度で専門性を高めた認定を行う。「市場価値の高いリナックスプロフェッショナルを認定する」（LPI-Japan）という。

　レベル3 Core認定を得るには「LPICレベル2」認定が、Specialty認定にはレベル3 Core認定が必要。LPI-Japanでは、まず基本試験「LPI-301 Core Exam」と、Samba関連の専門試験「LPI-302 Mixed Environment Exam」を実施する。

　試験の形式は、テスト会場に用意した端末から回答を選択する（一部キーボード入力問題もある）。出題数は約50〜60問。時間は90分間。

　会場は、アール・プロメトリックまたはピアソンVUEの試験センターを選ぶ。受験費用は、LPI-301試験が3万1500円、LPI-302試験が2万1000円。LPI-Japanでは今後、さらにさまざまな専門試験を順次追加してゆく予定。【鴨沢　浅葱／Infostand】

LPI-Japan
http://www.lpi.or.jp/