LPI-Japan、Linux技術者認定試験最上位「レベル3」のベータ試験を実施
特定非営利活動法人(NPO)、LPI-Japan(所在地:東京都千代田区)は2006年11月20日、Linux技術者認定試験「LPIC」(Linux Professional Institute Certification)の最上位レベルとなる「レベル3試験」のベータ試験を12月1、2の両日実施すると発表した。
LPICはLinuxシステム管理者のスキル認定を目的として、カナダに本部を持つLinux Professional Institute(LPI)が実施する国際認定試験。これまで「レベル1」(初級)と「レベル2」(中級)を実施しており、最上位資格のレベル3は2007年初旬に開始する予定。
ベータ試験は、本試験に先だって、2006年10月〜12月に世界的に実施するもので、国内ベータ試験もその一環。レベル2取得者が対象で、JTA(Job Task Analysis:作業分析)や試験目的を検証し、高品質な認定試験の作成を目指す。主にLDAP関連技術を含む「301試験」と、Samba関連技術を含む「302試験」の2科目を実施する。
試験時間は1科目3時間で、受験者は12月1日と2日のどちらかを選択する。2日間で各30碍措阿ペーパー試験で、出題・回答とも英語(試験に関するコメントは日本語でも可能)。受験希望者は電子メールで申し込む。締切は11月24日、抽選結果発表は11月27日。
ベータ試験の両科目で合格点に達した受験生はレベル3に正式認定される。なお、2007年開始予定の正式版では、出題・回答とも日本語となり、試験時間と出題数も半分程度になる見込み。【鴨沢 浅葱/Infostand】
LPI-Japan
http://www.lpi.or.jp/