JavaScriptボットネット・コードがインターネットに流出――Webブラウザを攻撃者のツールに変質させる

 ユーザーが気づかないうちにWebブラウザを攻撃者のツールに変えてしまうソフトウェアがインターネットにポストされたことが明らかになった。この事態は、今年3月に米国ワシントンD.C.で開催されたハッカー・コンファレンス「ShmooCon」(3月23~25日)の会場で来場者の1人がこのソフトウェアをダウンロードしたことから始まった。

Mozilla、モバイルWebブラウザの最新版をリリース――Opera、Microsoftとのシェア争いが本格化

 米国Mozilla Corporationがサポートする「Minimo Project」は3月27日、モバイルWebブラウザの最新版「Minimo 0.2」をリリースした。新版のリリースは8カ月ぶりとなる。同プロジェクトは、その存続自体が危ぶまれていたが、新版に対するユーザーの評価は「前バージョンよりも動作スピードが速い」など、おおむね好意的だ。

Mozilla Amazon Browserでショッピング

 Amazon.comは最もよく知られているオンラインショップだ。ご存じのように、どのブラウザーからでも利用できるが、Fabio SerraはMozilla Amazon Browser(MAB)というブラウザー・ベースのアプリケーションを作った。そのグラフィカル・ユーザー・インタフェースの実装には、MozillaのXML User Interface Language(XUL)テクノロジーが使われている。

ウェブベースのアプリケーションをオフラインでも

Web 2.0の教えによれば、もはやデスクトップアプリケーションのことは忘れて、AJAX化されたブラウザベースのアプリケーションを使うべきだという。というのもウェブアプリケーションなら、インターネットへの高速接続さえあれば、どのOSからでもどこにいても利用することができるからだ。けれども、オンラインでいられないときにはどうすれば良いのだろうか?FirefoxやOperaなどのブラウザでは今、この問題を解決すべく、アプリケーションをいつでもどこでもオフラインで実行できるようにするための取り組みが進んでいる。

squidGuardを使ったコンテンツフィルタリング

Webのコンテンツフィルタリングというのは、面倒な処理になる場合がある。企業では非常に問題性の高いWebサイトだけをブロックする必要がある一方で、学校ではもっと徹底的なやり方に従うことが法律で要求されることもある。だが、どんなフィルタリングが必要になるにせよ、squidsquidGuardというオープンソースのソフトウェアとブラックリストさえあれば解決策を講じることができる。

セキュアなブラウジングを提供するPsiphonプロキシのリリース

先月、トロントに本拠を置くThe Citizen Labの市民活動家たちは新たなオープンソース系セキュアWebブラウジングツールをリリースしたが、これはインターネット閲覧に対するフィルタリングを施している弾圧的な国家に住む人々を対象に、そうした検閲を迂回するための利用を意図したものである。Psiphonと名付けられたこのプログラムから提供されるのは、SSL暗号で守られたプライベートなWebプロキシであり、検閲用ファイアウォールによるフィルタリングが設けられている国に住むユーザであっても、このプロキシを介すことで自由なインターネットアクセスが可能となるのだ。

IE専用サイトもFirefoxで正しく表示させる「TouchUpWeb」サービス開始

 Mozilla Japan、アルゴ21(本社:東京都中央区)、三菱総合研究所(MRI、本社:東京都千代田区)の3社は2006年9月11日、Internet Explorerなど特定のWebブラウザ専用に設計されたWebサイトをFirefoxでも正しく閲覧できるようにする「TouchUpWeb」システムを発表。「TouchUpWebサービス」として提供を開始した。

Konquerorを120%使い倒す

KDEユーザの大半は、KonquerorはWebブラウザとして使用するのが当然だと思っているかもしれないが、それは大きな過ちである。Webブラウザとして見る限り、KonquerorがFirefoxに取って代わって、すべてのサイトでサポートされるデフォルトブラウザとしての位置を占めることは難しいかもしれないが、このソフトウェエアには単なるブラウザ以上の機能が秘められているのだ。