ブラウザー:IEのシェア低下、ドイツでは50%割れ目前

 オランダの調査会社、Onestat.comはこのほど、7月初め時点のブラウザー世界シェア推計を発表した。「Internet Explorer」(IE)は83.05%(5月初めは85.17%)に低下。特にドイツでは55.99%に落ち込み、過半数割れが近づいた。「Firefox」のシェアが世界全体では12.93%(同11.79%)、ドイツでは39.02%に達している。

快心のFlockベータ

Flockは、Firefoxのコードをベースにして開発された「ソーシャルブラウザ」であり、ブログ、FlickrやPhotobucketとの写真の共有、del.icio.usやShadowsを使った「お気に入り」(ブックマーク)などの連携機能が組み込まれている。昨年11月にFlockのプレビュー版を試したときには、興味深くはあるが少し粗削りな印象を受けた。Flock関係者の懸命な努力により、今回のFlockベータ版は、ブログ作成や写真の共有、またはdel.icio.usなどのサービスの利用に時間をかけるユーザには必携といえるほど、しっかりと作り込まれている。

Google CEOのシュミット氏、「IE7」の検索機能にあらためて懸念を表明

Googleは、Microsoftの次期Webブラウザ「Internet Explorer 7(IE7)」の検索機能がデフォルトで「MSN Search」に設定されていることについて懸念しているが、それに対してGoogleがWebブラウザを新たに開発することはない──。米国グーグルのCEO、エリック・シュミット氏は、5月31日に開かれた金融アナリストおよび投資家向けのセッションで、上のように説明した。