ブラウザー:Firefoxのシェア、15%突破

 米Net Applicationsは4月1日(米国時間)、3月分のブラウザー世界シェア推計を公表した。首位の「Internet Explorer」(IE)が78.57%(前月は79.09%)に低下した一方、2位の「Firefox」は15.1%(同14.18%)となり、拡大が続いた。

 Firefoxのシェアは、06年3月時点で10%を突破したが、その後もじりじりと拡大し、いよいよ15%に達した。同年10月にはMicrosoftが新版の「IE7」を投入したが、「Firefox2」で対抗、成長が続いている。

 一方、IEは昨年12月、集計開始(04年10月)以降では初めて80%を割り込み、これで4カ月連続で80%割れ状態が続いた。3位の「Safari」は4.51%(同4.85%)、4位の「Opera」は0.80%(同0.79%)、5位の「Netscape」は0.7%(同0.74%)だった。【南 優人/Infostand】

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