サーバーレスアプリフレームワークの最新版「Serverless Framework 1.75.0」

 The Serverless Frameworkは7月15日、サーバーレスアプリケーションフレームワークの最新版「Serverless Framework 1.75.0」を公開した。

 Serverless Frameworkはマイクロサービスで構成されるアプリケーションを構築できるフレームワーク。「AWS Lambda」「Google Cloud Functions」「Azure Functions」などのサービスを使ってサーバーレスモデルで作成し、実装できる。自動的にスケールするため、アプリケーション保守コストを抑えることができ、開発者はロジックに集中できる。MIT Licenseの下で公開するオープンソース版と高度な機能がついた有償版「Pro」がある。

 Serverless Framework 1.75.0は6月に公開されたバージョン1.74に続く最新版。TypeScriptテンプレートを改善し、azure-nodejsテンプレートをバージョン2にアップグレードした。

 Node.jsがバージョン10からとなり、メンテナンスされていないそれ以前のバージョンは非推奨となった。AWS HTTP API、AWS API Gatewayも強化し、AWS Deployでは、リクエストのリトライのカスタマイズが可能になった。この他、CLIなどで多数のバグが修正されている。

The Serverless Framework
https://www.serverless.com/