サーバーレスアプリケーション向けフレームワーク「Serverless Framework 1.54」リリース

 サーバーレスアプリケーション構築・運用ツール「Serverless Framework」開発チームは10月9日、最新版「Serverless Framework 1.54.0」を公開した。

 Serverless Frameworkはサーバーレスアプリケーション構築と運用のためのフレームワーク。AWS Lambda、Azure Functions、Google CloudFunctionなどのサーバーレスサービスを使って、イベントにより動くマイクロサービスで構成されたアプリケーションを構築できる。プロジェクトを進める米Serverless Frameworkは、高度な機能やサポートがついた有償版も提供している。オープンソース版はMIT Licenseで公開されている。

 Serverless Framework 1.54は、2016年にリリースしたバージョン1系の最新リリース。9月に公開したバージョン1.53に続くもので、細かな機能強化、ドキュメンテーションの強化などが行われている。

 新たに、AWS S3でパケットとオブジェクトを保護できるS3 Block Public Accessをサポートした。また、ユーザーをフォーラムにナビゲートする新しいQusstionsイシューテンプレートなどが加わり、Pull Requestテンプレートでは、拡張可能なセクションで使用できるスクリプトを隠すことで使い勝手を改善した。

Serverless Framework
https://serverless.com/