「GCC 9.3」リリース、157件以上のバグを修正したポイントリリース
GNU Compiler Collection(GCC)開発チームは3月12日、コンパイラ集「GNU Compiler Collection(GCC) version 9.3」を公開した。約150件のバグを修正したポイントリリースとなる。
GCC 9.3は2019年5月に公開された9系の2回目のポイントリリース。同年8月に公開された9.2に続くもので、バグ修正が中心となっている。C++やFORTRANなどで発生していた複数の不具合や、libstdc++や最適化関連の不具合など、9.2以来合計で157件以上の修正が行われた。
GCCは通常毎年5月に最新のメジャーリリースを公開することになっており、2020年5月の10系に向けて開発が進んでいる。
GNU Compiler Collection(GCC)
https://gcc.gnu.org/