GCC7系の最終リリースとなる「GCC 7.5」リリース
The GNU ProjectとThe GNU Compiler Collection(GCC)開発チームは11月14日、GCC7系で最後のリリースとなる「GCC 7.5」をリリースした。バグ修正が中心のリリースとなっている。
GNUコンパイラ集のGCC 7.5は2017年に公開されたGCC 7系の最新版。本バージョンを持って7系の開発は終了となる。GCCは年1回のメジャーリリースサイクルを持っており、最新のブランチは2019年5月に公開されたGCC 9系となる。
GCC開発チームは2020年公開のGCC 10に向けて開発を進めている。そのためGCC 7.5に新機能はなく、2018年に公開したGCC 7.4から合計で215件以上のバグを修正した。
GCC 7.5はプロジェクトのWebサイトより入手できる。
GNU Compiler Collection
https://gcc.gnu.org/