テキストエディタ「Atom 1.44」リリース。不具合修正や細かい機能強化が行われる

 GitHub(米Microsoft傘下)がオープンソースで開発するテキストエディタ「Atom」の開発チームは2月11日、最新版となる「Atom 1.44.0」を公開した。

 AtomはJavaScriptベースのアプリケーションフレームワーク「Electron」を使って実装されたテキストエディタ。WindowsおよびmacOS、Linuxで動作し、機能を拡張するためのパッケージマネージャ機能も備える。ファイルシステムブラウザや自動入力保管などの機能を備え、さまざまなプログラミング言語でのプログラミングに対応するほか、GitHubとの連携機能も備える。

 Atom 1.44は、1月に公開したバージョン1.43に続く最新版。レビューコントローラーでファイルを開く際に適切でない挙動になる問題の修正や、リポジトリがない状態、もしくはGitHub上でホスティングされていないリポジトリが登録されている状態でGitHubタブを開いた際の表示の改善といった軽微な修正が行われた。また、ダークUIとライトUIの両テーマで、コミットの詳細情報が読みやすくなった。

 Atom 1.44はプロジェクトのWebサイトより入手できる。

Atom
https://atom.io/