オープンソースのメールクライアント「Thunderbird」プロジェクト、Mozillaの子会社であるMZLA傘下に

 オープンソースの電子メールクライアント「Thunderbird」開発チームは1月28日、ThunderbirdプロジェクトがMozilla傘下のMZLA Technologiesの下に入ることを発表した。「より柔軟かつ俊敏になる」としており、新しい製品やサービスの開発も考えられるという。

 Mozillaは2017年にThunderbirdプロジェクトを分離する考えを明らかにしていた。先行き不透明な状態が続いていたが、プロジェクトによると、Thunderbirdユーザーからの寄付金によってMozilla Foundation内で有機的な成長が続けられたとしている。その上で、プロジェクトの運用を成功させるためにMZLA傘下にすることを決定したという。

 MZLA Technologiesは、非営利団体のMozilla Foundationが新たに立ち上げた米国ベースの完全子会社。設立は2019年9月。移管により通常の業務やミッションに影響を与えることはなく、今後もフリー・オープンソースプロジェクトとして開発と公開を続けるという。同時に、MZLA傘下となることで提携や慈善目的ではない寄付を受けられるようになるため、新しい製品やサービスのためのコストに充てることができるという。「より柔軟かつ俊敏になり、Mozilla Foundationの下では不可能だった製品やサービスの提供を模索することもできる」と記している。

Thunderbird
https://www.thunderbird.net/