PythonのWebフレームワーク「Django 3.0.2」リリース
Webフレームワーク「Django」開発チームは1月2日、3系の最新版となる「Django 3.0.2」を公開した。3.0で生じたバグの修正が中心となる。
DjangoはPythonでWebアプリケーションを実装するためのフレームワーク。クリーンかつ実用的な設計、安全性、拡張性などを特徴とする。
Django 3.0.2は2019年12月はじめに公開したバージョン3系の最新のポイントリリース。バグの修正が中心で、GROUP BYでのSubquery()が参照する列を含まないバグ、クエリセットがSubquery()での集合を含む場合にQuerySet.exists()がクラッシュするバグなど、3系で生じた不具合を修正した。
また、PostgreSQL 10以上で、外部キーの追加とデータの変更を同時に行なった場合にマイグレーションクラッシュを生じるバグなども修正した。
Django 3.0.2はプロジェクトのWebサイトより入手できる。