Java系言語向け統合開発環境「IntelliJ IDEA 2019.3.1」リリース
チェコJetBrainsは12月18日、Javaや関連言語向け統合開発環境の最新版となる「IntelliJ IDEA 2019.3.1」のリリースを発表した。
IntelliJ IDEAはJava、Groovy、Kotlin、ScalaといったJava仮想マシン(JVM)向け言語で開発できる統合開発環境(IDE)。開発者の生産性にフォーカスし、静的コード解析やバージョン管理システム、コード入力自動補完などの機能を備える。
本リリースは11月に公開したIntelliJ IDEA 2019.3系の最初のポイントリリースとなり、3.0の機能の改善、バグの修正が中心となる。
デフォルトのJetBrains Runtime 11、オプションのJetBrains Runtime 8がそれぞれ新しくなった。中でもJetBrains Runtime 11はOpenJDK 11.0.5がベースとなり、ボタンステータスを切り替え時の性能問題を改善した。
エディタのタブをSplit(分割)モードで開き、ツールウィンドウを開き、閉じた後にエディタにフォーカスが戻るようになった。Commitダイアログを閉じた後に、エディタにフォーカスが戻るようになった。
Subversionを使用時の統合開発環境(IDE)処理の不具合を修正した。また、IDEパネルのプロパティを保存できるようになった。Apache Maven EARプラグインのoutputFilenameMappingプロパティを使用できるようになった。
IntelliJ IDEA 2019.3.1はプロジェクトのWebサイトより入手できる。
IntelliJ IDEA
https://www.jetbrains.com/idea/